練習で本数をどれだけ走るというより、その中で自分を追い込めるか追い込めないかなんですよ。たくさん走っても追い込めない人もいるんです。自分の中で境界線を引いちゃって、無意識にここまでって。末次さんって、そういうのがないので、”死ねる”んですけれども」
高平は説明してくれた。
「末次さんがよく”死んでる”んで、東海大学の練習ヤバイって印象が強いですけど、ちょっと違うと思う。確かに量もすごいけど、たとえば、代表合宿なんかで同じきついメニューをやって末次さんが死んだあとで残っている人もいるし、量とか耐久力や根性の問題じゃないです。
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